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銀製品は柔らかく、傷が付きやすい一面があります。このため、それを嫌ってあまり使われない方もおられます。しかし銀製品の本来の良さは、使い込むことによってその度に表面に小さな傷が付き、初期の金属的な光が長年の間に白く柔らかく温かい、銀独特の光沢に変っていくことにあると思います。(当店は銀製品の変色を防ぐ特殊な加工はあまり好ましくないと考えておりますので、輸入する銀製品にはそのような加工はされておらず、定期的に磨いております。このため、まれに一部の製品に軽いすり傷のような痕が付いている場合もありますが、その節はご了承くださるようお願いいたします。)
欧米では一つ一つの銀製品を丁寧に使い続け、子へ、孫へと代々受け継いでいくことがその家系のステータスを表わす重要な要素になっています。 『銀のスプーンをくわえて生まれる』 という言葉がありますが、これは生活に困らない裕福な家庭に生まれるという意味で、生まれてきた赤ちゃんに『豊かな人生を送れるように』という願いをこめて銀のスプーンを贈る、という習慣はここから始まったと考えられます。
ヨーロッパでは銀は貴金属としてギリシャ、ローマの昔から使われて来ました。北欧でもその歴史は2000年になるといわれています。銀は初期には主に通貨として用いられてきましたが、スカンジナビア半島の紀元300年以降の遺跡群からは装飾品等通貨以外の多くの銀製品が出土しています。そして、それらの出土品の多くはノルウェーのオスロにある国立博物館に収蔵されています。
当店はこの北欧で19世紀から100年以上の歴史を持つノルウェーの老舗の2社, DAVID-ANDERSEN と TH.MARTHINSEN の製品を徐々に紹介させていただく予定です。
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