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アールヌーヴォー、純銀のインクスタンド。1892年SODERSTROM製。 リモージュ焼き。
伝統的な絵付けの
手描きランプ
彫りのきれいな
純銀(830s)製
コーヒースプーン





M. LIBRE(ムッシュー リーブル)のセ・ラ・ヴィ  



2012.01.16

「2012年、どんな年になるのか?」


かなり遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

2012年が静かにスタートしました。余りに静かなので、わたしなどは年が変わったという実感がイマイチ湧きません。いまだに自粛ムードが続いているのか、それとも消費税増税の話ばかりがクローズアップされて、先行き不安で気持ちが縮こまってしまっているのか。。。その辺のところはよくわかりませんが、明けましてという明るさはこれっぽっちもなく、どちらかというと地味~なスタートです。

まあ、最初は地味でも「ドンドンよくなる法華の太鼓」ならまだいいのですが、政府のやっていることを見ていると、財政という袋に大穴が空いて水漏れしているのに、その穴を塞ごうとせず、入れる水の量を増やして対応しようとしているようです。マニフェストとは裏腹に、官僚に手玉に取られていいように使われているのでは、わたしたちも開いた口が塞がりません。

口先では耳障りのいいことを言っても、結局のところ増税以外は何も進まないと誰もが気付いているこの茶番劇、それを承知で増税不可避の世論誘導に躍起なマスメディア。こうした政官とメディアの馴れ合いが続く限り見通しは明るくありません。ただ、この馴れ合い関係に多くの国民が気づいている様な気がします。そのためかどうか、新聞の購読者は減り続け、テレビも見る人が減っているのでしょうか、番組のスポンサー探しが厳しくなってきているようです。最近多い、ギャラの安い若手芸人を多く集めた、楽屋話の延長の安上がりの番組や、正月2日からもう再放送の番組を流さざるを得ないというのもその証左でしょうか?

わたしが気になるのは、このまま行くと近い将来日本のマスメディアの大々的な統廃合が起こりかねないことです。全国紙も2~3紙に減り、テレビのキー局も大幅に減ってしまいそうな気がするのです。今でさえ余り褒められない日本のジャーナリズムですが、下手な鉄砲じゃないけれど、数が多ければ中には多少ましな人材も育ちます。統廃合されてしまえば記者の数も減り、いよいよサラリーマン化した記者達の金太郎飴のようなニュースしかなくなり、それが更にマスメディア離れを助長する、、、という悪循環に陥りかねません。

日本のマスメディアに特に期待しているわけではありませんが、マスメディアの情報が大本営発表のようになってはやはり困ります。外国メディアの情報は言葉の壁があるため見られるものは限られ、そのうえ日本に関する情報は量的にも圧倒的に少ないのが現実です。また、ネットの情報も信頼性に疑問符が付く場合が多く、結局マスメディアも含む雑多な情報の中から判断するしかないのです。

わたしは多少ニュアンスが違う程度でも、マスメディアの情報は無いより有るほうがいいと思っています。信じ込むのは論外ですが、一つの見方として参考にすればよいのです。それにしても、日本の全国紙の記者達(特に政治部)は外国の新聞を読むことはまったく無いのでしょうか?自分の書いてきた記事を恥ずかしいと感じることは無いのでしょうか?不思議です。



明日で阪神大震災から17年経ちます。あの時のことは今でもふとしたときに思い出します。あの時の何とも表現のしようのない気持ちを忘れずに、東北の被災者達のことを見守ろうと思います。

今日はこの辺で。







M.LIBRE のブログ(過去の雑文など)







兵庫県西宮、甲陽園からフランスのリモージュ焼、銀製品、アンティーク、ル・パレデテの紅茶などをお届けします。店頭でもお買い求め頂けますのでお近くの方はお寄り下さい。

 上記写真をクリックすると店内の様子を見る事が出来ます。

●LIBREの通販取り扱い商品について●

リモージュ焼き(Porcelaine de Limoges)
かつて、ヨーロッパが東洋の磁器に魅せられ、白い宝石と賛美しつつ、永年の研究の末にようやくマイセンで磁器の焼成に成功した18世紀の前半、フランスの磁器生産の中心はパリでした。しかし、当時のパリの磁器はソフトペーストといわれる軟磁が中心でした。その後、リモージュ近郊で良質のカオリンが発見された18世紀後半から中心はリモージュに移り、ハードペーストと呼ばれる本来の磁器の生産が始まり現代に至ります。
ヨーロッパで最初に磁器の焼成に成功したマイセン窯も、それに続いたウィーン窯、セーブル窯も、官窯らしくその作品の完成度は極めて高く絵付けは非常に精緻です。他方、リモージュ焼きは民窯で、比較的自由な絵付けがなされます。基本を大きく外してはいないのですが、かといって精密に写しているともいえないのです。このリモージュとマイセンやセーブルに代表される官窯の作風との違いは、日本でいえば同じ有田でありながら民間の窯で作りだされた柿右衛門と鍋島藩の藩窯で作られた色鍋島の違いに似た精神の違いを見るような気がします。どちらがいいとか悪いとかいう問題ではなく、自由な絵付けか精緻な絵付けか、観る側の好みの問題と言うことでしょうか?

リモージュのもう一つの特徴は、ピルケースに代表される金具をつけた小物類です。金具をつけた蓋物は作るのが非常に難しく、他の窯でも少しは作られていましたが、現代においてもこれだけ多くの作品を作り続けているのはリモージュだけです。

当店はそのリモージュから昔ながらの伝統的な手描きの製品をご紹介します。

銀製品

銀製品は柔らかく、傷が付きやすい一面があります。このため、それを嫌ってあまり使われない方もおられます。しかし銀製品の本来の良さは、使い込むことによってその度に表面に小さな傷が付き、初期の金属的な光が長年の間に白く柔らかく温かい、銀独特の光沢に変っていくことにあると思います。(当店は銀製品の変色を防ぐ特殊な加工はあまり好ましくないと考えておりますので、輸入する銀製品にはそのような加工はされておらず、定期的に磨いております。このため、まれに一部の製品に軽いすり傷のような痕が付いている場合もありますが、その節はご了承くださるようお願いいたします。)

欧米では一つ一つの銀製品を丁寧に使い続け、子へ、孫へと代々受け継いでいくことがその家系のステータスを表わす重要な要素になっています。 『銀のスプーンをくわえて生まれる』 という言葉がありますが、これは生活に困らない裕福な家庭に生まれるという意味で、生まれてきた赤ちゃんに『豊かな人生を送れるように』という願いをこめて銀のスプーンを贈る、という習慣はここから始まったと考えられます。

ヨーロッパでは銀は貴金属としてギリシャ、ローマの昔から使われて来ました。北欧でもその歴史は2000年になるといわれています。銀は初期には主に通貨として用いられてきましたが、スカンジナビア半島の紀元300年以降の遺跡群からは装飾品等通貨以外の多くの銀製品が出土しています。そして、それらの出土品の多くはノルウェーのオスロにある国立博物館に収蔵されています。
当店はこの北欧で19世紀から100年以上の歴史を持つノルウェーの老舗の2社, DAVID-ANDERSEN と TH.MARTHINSEN の製品を徐々に紹介させていただく予定です。